子供 が 発達 障害 を抱えている場合、ペットを飼うことによって得られるメリットはあるのでしょうか。
また、発達障害の子供にどのような変化がみられるでしょうか。
前編では、ペットを飼うことによるトラブルや生活の変化をお伝えいたしましたが、今回はペットを飼うことによるメリットや注意点をお伝えいたします。
子供が発達障害だけどペットは飼っていい②?~メリット編~
発達障害の子供がいるとペットは飼わない方がいい?
前編の注意点を読むと、ペットを飼うことへの不安を大きく感じた方も多くいると思います。
前編(発達障害ならではの思わぬトラブル)詳しくはコチラ⇩
子供が発達障害だけどペットは飼っていい①?~トラブル編~
もともと犬や猫は、小さい子供があまり好きではない子も多くいます。
ですが、もともとペットがいるお家に発達障害の子供が生まれることもありますし、ペットがいなくてもなんらかの理由でペットの購入を考えている方もいます。
ペットを飼うこと自体は悪いことではありません。
特に発達障害のお子さんの場合は、うまくお友達が作れない子もいますので、ペットがいることにより心が和むこともあるかと思います。
また、人間の言葉を発することのできない犬や猫を飼うということは、動物をよく観察し気持ちを想像しなければいけませんので、少しずつですが相手の気持ちを考えるという面で社会性が育つ可能性もあります。
そして、ペットを飼育する上での責任感も育ち、お子さんにとってひとつの自信につながる可能性もあります。
小さい生き物を守ろうという正義感や、命を守ろうとする使命感、そして最後まで看取るという責任感は育まれます。
ただし、親御さん自身がペットの命を大切にしている姿を常に子供達にみせなければいけません。
親御さんがペットを乱雑に扱っている姿を目にすれば、お子さんもペットを乱雑に扱うようになります。
親御さんが部屋を散らかしペットが誤飲をしてしまえば、お子さんも部屋を片付けようとは思いません。
ですので、親御さん自身がペットを大切にしていれば、発達障害のあるお子さんもペットを大切にする子供になります。
はじめのうちは、お散歩でもリードを引っ張りすぎてしまい犬が怪我をすることも、しつこく犬をおいかけてしまうこともありますので、必ず親御さんも一緒にお散歩やお世話をすると安全です。
犬を飼う場合の注意点
犬を飼う場合の注意点は、しつけを行うことです。小型犬ならばしつけ教室がありますし、大型犬なら訓練所があります。
発達障害のお子さんは、全体像が見えていなくペットを蹴飛ばしてしまうことや、動く尻尾が気になり尻尾をつかんでしまうこともあります。
また、聴覚過敏のある子は犬の鳴き声をイヤがる子もいますし、なかには犬が鳴くことを不思議がりさらに吠えさせる子もいます。
ですので、無駄吠えや噛みつきが絶対に起こらないようにしつけをする必要があります。
お子さんが犬に噛みつかれて怪我をする、お子さんが犬を吠えさせて近隣からクレームがくるなどのトラブルは、親御さんも精神的に辛くなりますので、あらかじめ犬はしっかりとしつけをした方が後々苦労しません。
それでも、お子さんが悪気なくペットに怪我をさせてしまうことが続き、これ以上の飼育はペットの命が保証できないと親御さんが判断をした場合には、可愛がってくれる人に譲渡を考えなければなりません。
また、生き物は怪我も病気もするものですのでペット用医療保険には加入した方が賢明です。
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まとめ
子供が発達障害だけどペットは飼っていい②?~メリット編~
発達障害の子供がいるとペットは飼わない方がいい?
犬を飼う場合の注意点