自閉症 や アスペルガー などASDの方の寿命は40歳未満だという研究データーがあります。
日本では、発達障害に対する理解や支援が広がりつつありますが、それでもこのデーターは見逃すことのできない数値です。
今回は、自閉症やアスペルガーの方たちにとってどのようなことがリスクと成り得るのか考えていきます。
自閉症やアスペルガーの寿命が36歳と言われる理由①
自閉症やアスペルガーの子供を育てるいうこと
自閉症やアスペルガー症候群、ADHDといった発達障害のお子さんを持つ親御さんにとって、「ASDの寿命が40歳未満」という研究データーは納得できる数値なのかもしれません。
私自身、アスペルガーとADHDの混合タイプを持つ息子の母親でありますが、息子が2,3歳の頃はとにかく生きた状態で育てることが目標でした。
「この子は10歳の誕生日を迎えることができるのだろうか。」、何度そう思ったことかわかりません。
実際、周りには幼くして命を落とす子もいましたし、息子自身間一髪という状況は幾度もありました。
救急車のお世話になったことや警察の方、近隣住民の方に保護されたことも何度かあります。
息子は先日9歳のお誕生日を無事に迎えましたが、お誕生日を迎える度に感じることは「生きていてくれてありがとう。」と、いう安堵感です。
そして、息子に手を差し伸べてくださった周囲の方々への感謝の気持ちです。
子供はすぐに大きくなると一般的には言われますが、私にとっては1年は10年のような長さであり、子供がひとつ年を重ねることはまるで奇跡のような出来事であると感じることすらあります。
ASDに限らず、ADHDのお子さんを持つ親御さんも同様に感じている方が多いのではないでしょうか。
前置きが長くなってしまいましたが、そろそろ本題に入ろうと思います。
アスペルガーや自閉症が短命な理由
上記のデーターは、ASDの寿命が40歳未満の原因を示しています。
ASDの寿命が40歳未満な理由
- 事故(主に溺死)
- 自殺
- 心臓病
この3点が死亡理由として最も高い割合を占めるという研究結果です。
私、個人としては上記3点以外にも、
- 不注意による事故
- 交通事故
- 投薬の副作用
- 犯罪に巻き込まれる確率
- 偏食による疾病率
- 依存症
- 睡眠障害
- 感覚過敏や感覚鈍麻
- 疲れた・具合が悪いということに鈍感
このような事柄も、寿命を短くする要因になるのではないかと感じますが、まずは上記のデーターをみてみましょう。
続きはコチラ⇩
自閉症やアスペルガーの寿命が36歳と言われる理由②
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まとめ
自閉症やアスペルガーの寿命が36歳と言われる理由①
自閉症やアスペルガーの子供を育てるいうこと
アスペルガーや自閉症が短命な理由