忘れ物 が 多い 子は失くしものも多い傾向があります。忘れ物や失くしものが多い子が、忘れ物もせず、途中紛失せず、提出できるようにするにはどうしたらよいでしょうか。
今回は、お家でできる工夫を3つご紹介いたします。
- 目次 -
忘れ物が多い、失くしものが多い子のための3つの対策
忘れ物が多い子の対処法
忘れ物が多い発達障害の子供の原因と対処法⇦忘れ物をする原因と対処法
上記原稿では、発達障害の子供が忘れ物をする原因とと対処法をお伝えいたしました。
- 忘れ物がないか再確認する(子供がちいさいうちは親が確認する)
- 二つ用意できるものは二つ用意する
- 手提げ袋を学校用、習い事用、お出かけ用と用途によりわけ必要な物はそこに戻すようにする
上記のような方法でなるべく失くしものや忘れ物をなくし、もし忘れても予備が学校にあると安心です。
ですが、ここまで用意しても朝持っていくのを忘れてしまう、登校中に置いてきてしまう、学校へ行っても提出を忘れてしまうことがあります。
そのような場合は、どうすればよいのでしょうか。
忘れ物が多い子は持っていくのを忘れてしまう
お子さんが発達障害の場合、カバンや手提げ袋を一緒に置いておいても、朝ランドセルだけ持っていき、手提げ袋は置いたままということがあります。
また、荷物を玄関に置いていてもランドセルだけ持ち、手提げ袋は置いたままです。
ランドセルと手提げ袋、両方手に持っていると安心しても、靴を履くときいったん下に置き、そのまま忘れていってしまうこともあります。
忘れ物をしないように準備をしっかりとしたのに、持っていくのを忘れてしまうとお子さんも悲しい気持ちになってしまいます。
ですので、朝、時間があるのなら玄関の外を出るまでお子さんを見守るようにすると、玄関に置いていってしまうというアクシデントを防ぐことができます。
その時に、「忘れ物ない?」と、一言声をかけると、自分であるかないか確認するようになります。
低学年の子の場合は、「ランドセルある?手提げ袋ある?水筒は?先生にプリントだしてね。」と具体的に忘れ物の名前をいい、提出物がある場合には先生に出すことを思い出させるとよいです。
持ち物は夜のうちに一か所にまとめ、親の目から見ても持ったか持っていないかすぐにわかるようにしておくと、親の負担も減ります。
忘れ物が多い子は登校中に置いてきてしまう
集団登校ですと、みんなが集まるのを待っている最中に荷物をいったん下に置き遊びに夢中になってしまい、そのまま荷物を忘れてしまうことがあります。
夏ですと水筒を飲もうと荷物を下に置き、そのまま忘れてきてしまう場合もあります。
手から離さずそのまま学校へ到着すればよいのですが、稀に手から放してしまうことがあります。
通学がバスや電車の場合は、ひとつ荷物を車内においてきてしまうことは子供の場合ですと、よくあることです。
せっかく準備を頑張り、忘れず荷物を持って家を出たのに途中で紛失してしまうのも悲しいです。
ですので、荷物はなるべくひとつにまとめるようにしましょう。
ひとつにまとめられない場合は、肩から下げられるバックがよいです。
もしはランドセルの上にさらにバックパックを背負うなど、手で持つのではなく、肩にかけるタイプにすると手から離す必要がないので、紛失することがなくなります。
忘れ物が多い子は提出を忘れてしまう
忘れ物がないように頑張って準備をし、どうにか学校まで持っていっても提出をすることを忘れてしまうこともよくあります。
これも親としてはすこし悔しいですね。「あと少し!」と思ってしまいます。
プリント、連絡帳、宿題、などの提出物はクリアファイルに一緒にまとめておくとよいです。
もしくは、連絡帳の間にプリントや宿題をはさんでおくと、本人も容易に思い出すことができます。
この場合は提出するのを忘れてしまう子もいますが、ランドセルや引き出しの中から提出物を見つけられない子もいますので、見つけやすいよう連絡帳に挟んだり、クリアファイルにまとめておくとわかりやすくなります。
先生によっては、声掛けをしてくださったり、一緒にカバンや引き出しのなかを探してくださる先生もいますが、中学年になるとなかなかそこまではやってもらえません。(先生によりますが)
ですので、なるべく視覚的にすぐに見つけられるようにしてあげると安心です。
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まとめ
忘れ物が多い、失くしものが多い子のための3つの対策
忘れ物が多い子の対処法
忘れ物が多い子は持っていくのを忘れてしまう
忘れ物が多い子は登校中に置いてきてしまう
忘れ物が多い子は提出を忘れてしまう