忘れ物 が 多い 子供はたくさんいます。忘れ物をしないように、しっかりと準備をしたのに玄関で靴を履くときに手提げ具黒や水筒をいったん手放し、そのまま玄関に忘れて行ってしまうなど、子供はびっくりするような忘れ物をします。
忘れ物が多い発達障害の子供の原因と対処法
忘れ物が多いってどういここと?
忘れ物は持っていくことを忘れてしまうだけではありません。持って帰ってくることも忘れてしまうこともあります。
学校の引き出しやロッカーに上着や給食セットがたまっているということもあります。
また、学校から配布されたプリントがカバンのなかに入ったまま。持たせたプリントもカバンのなかで家と学校を何往復もしていることもあります。
では、なぜ発達障害の子供たちはこうも忘れ物が多いのでしょうか。
忘れ物が多い原因
発達障害の子供のなかには忘れ物が多い子供がいます。
不注意から起こる忘れ物、注意散漫なため起こる忘れ物、話しを聞いていないから起きる忘れ物、またどこに何があるかわからないため、見つけられなく持っていけない忘れ物があります。
注意散漫からくる忘れ物
注意散漫からくる忘れ物は、興味の移り変わりが激しいため起きる忘れ物です。
準備をしていても他のものが目に入り、そちらに気を取られてしまうこともあります。
また、準備をしていても、途中から遊びになってしまう場合もあります。
例えば、筆記用具を準備しているなかで、えんぴつを削るとえんぴつを削ることに夢中になってしまい、自分が準備中であることを忘れてしまうということです。
時間割を合わせている途中でも、鉛筆削りという準備が遊びにかわってしまった段階で、時間割を合わせているということを忘れてしまいますので、準備は途中のままです。
ここで時間割を合わせているということを思い出し戻ってこられると良いのですが、たいてい何をしていたか忘れています。
見つけられないから忘れる
明日の持ち物がわかっていても、みつけられないということが頻繁におきます。
探しても探してもみつからず、忘れているわけではないけど、見つからないので忘れ物になってしまうということです。
整理整頓が苦手、または無意識に物を置いてしまう子供には多い忘れ物です。無意識に物を置いてしまうのもまた、興味の移り変わりが激しいからです。
片づけてから、次をだすのなら良いのですが、興味のあるもの興味のあるものを手に取るので、今まで手に持っていた物のことは忘れてしまいます。ですので、どこに置いたのか覚えていないということが起きます。
不注意
不注意な子は、もともと話を聞いていない、もしくは連絡帳やメモ帳をしっかりとみていないということがあります。
さほど興味がないから話しを聞いていない、他のことに気を取られ話しを聞いていない、ボーとしていて話しを聞いていないなどが考えられますが、話しを聞いていないから忘れてしまいます。
また、連絡帳やメモ帳をみても、落ち着いて見ないのでちゃんと読めなく忘れてしまうこともあります。
忘れ物が多い子供のための対処法
忘れ物の対処法は、まずは必要なものは前日に準備し、ダブルチェックをするようにしましょう。
子供の場合は、ダブルチェックは難しいかもしれませんので、親御さんがかわりに確認すると忘れ物は減ります。
そして可能なものは二つ準備するとよいです。家用の筆箱、学校用の筆箱など、忘れても困らないように必ず必要になるものは二つあるとよいです。
できれば手提げ袋も学校用、習い事用、塾用、お出かけ用と種類をわけるとどこに何があるかわからないという事態は減ります。
出したり入れたりを繰り返すと、子供自身どこに何があるのかわからなくなってしまうので、学校のものは学校のカバン、塾のドリルは塾のカバンに戻す、習い事で必要なものは常に習い事用のカバンに戻すというカタチをとると、手軽に片づけられ、失くす・探すということもずいぶんと減っていきます。
準備は完璧なのに忘れ物が多い
準備は親御さんがフォローすれば問題なくできると思いますが、次はそれを朝忘れずに持っていけるか、どこかに置いてきてしまわないか、提出できるのかという心配があります。
次回は、その点についてお伝えいたします。
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まとめ
忘れ物が多い発達障害の子供の原因と対処法
忘れ物が多いってどういここと?
忘れ物が多い原因
忘れ物が多い子供のための対処法
準備は完璧なのに忘れ物が多い