我が家の息子ハルはアスペルガーとADHDの混合。幼稚園ではお 友達 作りに失敗しましたが、小学校になってからは簡単に友達を作っています。そんなハルの友達の 作り方 を観察しました。
アスペルガーとADHDの息子の友達の作り方
お友達の作りかた
ハルは1歳から習い事をいろいろとしています。もちろん、はじめは療育を兼ねて習い事をスタートしました。
ですが、いまではその習い事はさまざまな人間関係を体験する場ともなっています。
習い事は、もし学校でうまくいかなかった場合の逃げ場としても活躍してくれますが、ハルの場合は習い事での成功体験が学校生活でも役立っているようです。
幼稚園でのお友達作りの失敗
幼稚園は大好きなハルでしたが、年長のクラス替えでお友達作りに失敗してしまいました。きっかけは、「入れて。」、「一緒に遊ぼう。」と言っても「イヤだ。」と言われることが増え、すっかり自信をなくしてしまったからです。
年少、年中では毎朝一番に登園してしましたが、年長の一年間は毎朝玄関で1時間~1時間半泣き続けました。それでも休み癖がついたらいけないと思い、遅刻しながらでも登園させていました。
「僕がいなくても誰も困らないから。」そんな5歳児の発言に胸を痛めました。先生とも相談し、お友達との会話が成り立つように会話の橋渡しをして頂き、なんとか卒園まで休まず登園することができました。
小学校にあがるとき、ハルは「お友達100人作る~!!」と張り切って進学しました。
得意なことがあるとお友達が作りやすい
小さい頃からいろいろな習い事をしてきたハルですが、他の子と同じようにできるには、大変な努力と時間がかかりました。
定型発達の子が1か月でできるようになるようなことでも、ハルは6ヶ月かかりました。お家で毎日毎日練習しても半年はかかります。
ですが、一度できるようになるとそこからの伸び方は大きいです。
ハルの得意なことは算数と体操。
もともと算数が得意だったわけではありませんが、2歳頃から「ハルは算数が得意だね。」と洗脳し、数と数字を一致させる作業からはじめました。
小学校にあがるころには掛け算あたりまで網羅していました。
学校では、問題が解き終わるとわからない子にやり方を教えてあげていたようです。こういうことが、お友達と話すきっかけになったようです。
1歳の頃からはじめた体操も、感覚過敏のためマットや跳び箱に手がつけず苦労しましたが、長くやっているとそれなりにできるようになるもので、「側転やって」、「回転やって」など、お友達にせがまれてやっています。
自分から話しかけるという行為は難易度が高いようですが、得意なことがあると周りの子が話しかけてくれるので、お友達になりやすいようです。
体操をやったおかげで、ハルは運動が得意だと思い込み、かけっこやサッカー、ドッジボールなどの遊びにも積極的に参加しています。
得意なことをなにか作ってあげると、お友達をつくるきっかけになるのだと思います。
とにかく走っている子を追いかける
あまり馴染みのない場所ではなかなか人の輪に入れないハルですが、不思議なことに男の子は集団になると突然走り始めることがよくあります。
集団下校でも1人が走り始めると、なぜか男の子のほとんどが走り始めるという光景をみたことのある人は多いとおもいます。
そんなことが日常のなかでもよく起こります。誰か走っている子がいると、ハルはなぜかその子の後を追いかけて走ります。
2人走ると3人、4人と一緒に追いかけっこをする子供たちの数が増えていきます。すると、走り終わるころにはなぜか友達になっています。
類は友を呼ぶ
学校や習い事、お外でも気が付くと必ずハルの周りには発達障害の特性を持つ子が1人はいます。とても不思議なことですが、類は友を呼ぶとしか思えません・・・。
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まとめ
アスペルガーとADHDの息子の友達の作り方
お友達の作りかた
幼稚園でのお友達作りの失敗
得意なことがあるとお友達が作りやすい
とにかく走っている子を追いかける
類は友を呼ぶ