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発達障害のある子の小学校選び ~普通学級or支援級~

mai

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発達障害 を持つ子どもにとって、 小学校 入学とはひとつの大きな壁です。保育園や幼稚園を無事に卒園しても、小学校は敷居が高く感じてしまうものです。

これから起きるトラブルを考えると普通級に行かせるべきなのか支援級に行かせるべきなのか、親としての決断を迫られます。


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- 目次 -

  • 発達障害のある子の小学校選び ~普通学級or支援級~
    • 普通学級or支援級
    • 小学校へ相談してみよう!
    • 国際色豊かな小学校

発達障害のある子の小学校選び ~普通学級or支援級~


普通学級or支援級

我が家のハルはアスペルガー&ADHDの混合です。知的な問題がないこともあり普通級への進学か支援級への進学かとても迷いました。

言語療法士さんには普通級への進学を進められました。それは支援級で、知能指数の違う子ども達とは遊び方もコミュニケーションの取り方も違うため、学校生活が辛くなってしまう可能性があるためです。

「私たち一般的な知能指数を持つ人間でも、知能指数が大きく違う方とコミュニケーションを取ることは大変ですよね?ハル君もなるべく知能指数に開きがない子達と学校生活を送った方がよいと思いますよ。」と、言われました。

ハルはデイサービスには通っていませんが、知り合いのやっているデイサービスに顔を出すこともありました。ですが、その時にも一緒に遊ぶということはできませんでした。

確かに知能指数が大きく開くと人間関係は大変なものになるのだと思います。ですが、やはり普通学級に通えば仲間外れにされたり、いじめられたりしないか心配でした。


小学校へ相談してみよう!

療育センターから就学時検診の前に就学相談をするように言われていたこともあり、学校へ連絡しました。

「来年度入学予定の者ですが、発達障害の診断を受けているため支援級のことも含め、お話を伺えますでしょうか?」(こんな感じだったと思います。)

後日、指定された日にちにハルを連れ学校へ伺いました。そこで教頭先生、教務主任、養護の先生も含めた就学相談が行われました。

こちらからは、

  • 診断書
  • 知能検査の結果
  • サポートブック

を持参しました。

診断書、知能検査の結果、サポートブックを元に話し合いは行われました。その間、ハルと先生のやり取りなども行われました。

1時間以上の話し合いの末、「知能面での問題もありませんし、受け答えもしっかりできる、椅子に座っていることもできるので普通学級にしましょう。」と、言われました。

「支援級や情緒学級への進学も視野に入れているのですが?」と、お伝えすると、

「情緒学級はありますが、現状は支援級と同じになってしまっているので、ハル君の受け入れはできません。普通学級でサポートする方がハル君の発達にとっては良いことだと思います。」と、言われました。

後日行われた就学時検診でも問題なしで通過してしまい、普通級への進学が決まりました。

親としては、もし普通級から支援級へ行くようなことがあれば、やはりハルは辛い思いをするので、それならば支援級で様子をみてから普通級へ行かせた方が安心なのではないかとも思いました。

最後まで迷いましたが、ハルの「みんなと一緒のクラスがいい」という一言で腹を括りました。


国際色豊かな小学校

1歳半から通っていた言葉の教室で、小学校の模擬練習を年長の1年間おこなっていたこともあり、小学校生活は問題なくスタートをきることができました。

息子の通う小学校は外国の人や帰国子女の受け入れ校でもあるため、全体的に日本語がたどたどしいこともあり、息子の滑舌の悪さや言葉のつまりなどは気になりませんでした。

むしろ、全体的に日本語が弱いためか国語には力が入っているようで、国語の苦手な息子からすれば国語を補強することができました。

日本では、「静かに話を聞く、一列に並ぶ、席を立たない」ということは、出来ないといけないことリストに入っている項目ですが、たいていの国では子どもたちは活発です。

ハルの小学校では、「静かに話を聞く、一列に並ぶ、席を立たない」これらの指導に1年かかっていました。

いろいろな国の子ども達がいれば、文化も常識もさまざまです。活発でいることが間違った文化なのではありません。ただ、日本にいる限り、できるようにならないといけないのでしょうね・・・。

ハルのはじめの課題は、お隣の席の日本語の話せない中国の子とどうコミュニケーションを取るか?という問題でした。

入学をしてみてわかったことは、子どもの抱える問題とは障害だけではなく学校の特色にもあるのだと言うことです。

ハルの通う小学校は公立校ですが、実に国際色豊かな小学校です。さまざまな文化や価値観があります。そのなかで、ハルも実にのびのびと自分らしく過ごしています。

小学校を普通級にするのか、支援級にするのか、通級にするのか、いろいろな選択肢があります。

個々の特性と学校の特色を踏まえた上で、本人が一番楽しく学校へ通える選択肢を選ぶことが大切なのだと思いました。

続きはコチラ⇩
発達障害のある子の小学校選び~小学校に入学してみたら~

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まとめ

発達障害のある子の小学校選び ~普通学級or支援級~
普通学級or支援級
小学校へ相談してみよう!
国際色豊かな小学校

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Filed Under: 育児の工夫, 学校の工夫 Tagged With: 小学校, 発達障害

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プロフィール


管理人:MAI

両親・兄弟とも多動でショートスリーパー。超アクティブな家族のなか、唯一の凡人として育つ。

大学は心理学専攻。卒業後は、教育関係の職を経て心理学関係の仕事へ。息子がうまれてからはパソコン関係の仕事へと転職。

ここでは発達障害についての持論をまとめています。
※あくまで持論です!

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