発達障害の子供は 自己 肯定 感 が 低い と一般的に言われています。ちいさい頃から注意されることが多く、いじめられた経験を持つ子もいるため自己肯定感が下がりがちになります。
では、自己肯定感を高くするために大人ができることは何でしょうか。
自己肯定感の低い子どもに有効な5つの方法
発達障害の子供の自己肯定感が低い理由
発達障害の子供を二次障害で苦しませないための2つの方法⇦自己肯定感が下がる理由についてはこちら
上記記事でお伝えした通り、発達障害の子供はちいさい頃から周囲に注意される経験を持つ子供達が多くいます。
また、少しだけ他の子供達と違うということから、早ければ保育園や幼稚園の頃からいじめられた経験を持つ子供もいます。
苦手なこともいくつかあり、「自分はやってもできない」という思い込みもあります。
このような理由が、自己肯定感の低さにつながります。
自己肯定感を低くしないためにできること
では、自己肯定感を低くしないために何ができるでしょうか。
- 「ありがとう」と言う
- 苦手なことでもがんばったら褒める
- 失敗しても問題なし
- チャレンジ精神
- ふざけていたら叱る
「ありがとう」
どのような些細なことでも「ありがとう。」と、親が子供にお礼を言うことのできる状況を作ってください。
簡単なお手伝いでいいのです。カーテンを閉める、新聞を持ってくる、節電係りに任命する。
お子さんができそうなことをお願いし、終わったら「ありがとう。助かったよ。」と言ってあげてください。
お家のなかに自分の役割がある、ということは小さい子どもにとっては自分自身の存在意義につながります。
苦手なことでもがんばったら褒める
発達障害の子供は工夫をしなければできないことがたくさんあります。工夫をしても完璧にはできないこともあります。それでも、頑張ったら褒めてあげてください。
頑張ってもできないことは確かにあります。ですが、できないからといって頑張らなくていいということにはなりません。
たとえ、完璧にはできなくても頑張っていたら「よかったよ~。頑張ったね。」と褒めてあげてください。
失敗しても大丈夫
発達障害の子供は失敗を極度に嫌う傾向にあります。だからこそ、失敗したらどうしら成功するのか一緒に考えてあげてください。
失敗するからやらない、やってもできないからやらない、のではなく、工夫をすればできるかもしれないという自信をつけさせてあげてください。
「次は、こうするといいよ。」と、アドバイスをあげると、「じゃー、こうしてみたらどうかな。」と、お子さんも自分なりの考えを持つようになります。(すこし時間はかかりますが)
チャレンジ精神
できてもできなくても、まずやってみる。「楽しそう。」「やってみたい。」という気持ちを大事にしてあげてください。
そのためには、保護者が「楽しそうだね。やってみようか。」と、いう声掛けをしなければなりません。
「危ないからやめよ。」、「どうせ、できないからやめよ。」と、言ってしまえば、子供は挑戦しようという気持ちまで失ってしまいます。
ふざけていたら叱る
一生懸命やってもできない時は、できるようになったことを褒めあげてください。ですが、ふざけていてできないことは、ちゃんと叱ってください。
褒めると叱るを、お子さんの状況をみながら使いわけてください。
人から認められることが自己肯定感につながる
自己肯定感を下げないようにと、何をしても褒めていたら本当の意味での自己肯定感はあがりません。
褒めると叱るを、うまく使いわけることにより、子供達は自分自身が認められていると感じるようになります。
発達障害の有無に関わらず、人は自分が認められていると感じることで、はじめて本当の意味での自己肯定感が上がるものなのではないでしょうか。
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まとめ
自己肯定感の低い子どもに有効な5つの方法
発達障害の子供の自己肯定感が低い理由
自己肯定感を低くしないためにできること
人から認められることが自己肯定感につながる