発達障害だけど小学校には通わないといけない①？学校編

発達障害 の子供にとって 小学校 とはどういう場なのでしょう。そもそも、義務教育だからと小学校に行かせる必要はあるのでしょうか。

集団行動がストレス、感覚過敏があり苦しい、このような発達障害の症状がある場合、小学校にいくことがベストとは言いづらいのではないでしょうか。

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－目次－

以前、子供が小学校に行きたくないと言った場合の対処法を書きましたが、「小学校に行って自己肯定感が下がった。」、「ホームスクールの方がよい。」と、いうご意見を頂きました。

詳しくはコチラ⇩

皆様のご意見を読むうちに、そもそも何故学校にいかなければならないのだろうと考えるようになりました。

すべての子供には学ぶ権利があります。ですが、それは「学校」という枠に捉われる必要はないのではないかと思うようになりました。

日本では、年長さんの秋（１０月１１月）になると、近隣の小学校から就学通知というものが届き、就学検診を受け、４月になれば入学をするという流れになっています。

ですので、私学の小学校にいかない限りは、国公立の小学校へ行くことが一般的とされています。

従って、何もしなければ流れの通りに小学校に入学することになります。

確かに小学校に所属している限り、子供達の生存確認ができます。これは、ひとつ安心な点ではあります。

また、給食が提供される学校では、格差社会に左右されず子供達は食事を摂ることができます。

ですが、それ以外に小学校に通うことにメリットはあるのでしょうか。

もちろん、発達障害の有無に関わらず小学校が楽しみで通っている子供達も多くいますので、それは大きなメリットと言えるでしょう。

ですが、発達障害を抱えるゆえに感覚過敏があり学校の生活自体が苦痛な場合、集団行動に極度のストレスを感じる場合、集団の輪に入れずに仲間はずれにあっている場合、お友達からいじめられている場合、このような場合には学校に通うことにメリットがあるとは考えづらい状況です。

また、発達障害を抱えるお子さんのなかには、運動会や学芸会（文化祭）の前になると体調不良に陥るお子さんや、「こだわり」や「癇癪」が強くなるお子さんもいます。

これらのことを考えると、必ずしも学校がベストの選択とは考えづらいのではないでしょうか。

ベストの選択どころか、場合によっては自己肯定感がさがり２次障害を発症する可能性すらあります。

その他にも、給食の問題があります。給食は、すべての子供達が必要な栄養を摂ることのできる安心なシステムです。

ですが、給食は味覚過敏を抱える子供達にとっては苦痛な時間ともなります。

食材が苦手であれば取り除くこともできますが、調理方法や切り方、味付けが苦手な場合ですと、同じ食材を使っても食べられる料理と食べられない料理がありますので、わがままだと捉えられてしまうこともあります。

また、日本では「一口でも頑張って食べてみよう」と、いう文化がありますので、否応でも一口は食べなければならず、発達障害を抱えるお子さんにとっては苦痛な時間となってしまうことも考えられます。

学習面でも、発達障害のお子さんの場合は考え方や勉強の仕方が他の子達と異なることがあります。

そのような場合、一般的な教え方ですと概念が理解できず授業についていけなくなる可能性もあります。

「みんな一緒」というスタンスの学校には、発達障害の子供は不向きなこともあります。

もちろん、行政では支援級や通級を作る、発達障害に対しての教員の理解を深めるなど、「みんなと一緒」を実現するために多大な努力をされています。

このような努力は私達保護者にとっては感謝すべき対応なのだと思います。

ですが、そもそも絶対に「みんなと一緒」でなくても、よいのではないでしょうか。

もちろん、共働きのご家庭も多くありますので、「学校」に毎日通ってくれれば、親は安心して子供達の生活費を稼ぐことができます。

ですが、その場所が絶対に「学校」である必要はないのではないでしょうか。

学校がお子さんの将来にとって良いものでないのなら、家庭学習（ホームスクール）という選択もできます。

もし、フリースクールやモンテッソーリ、シュタイナー学園、塾などに興味があるようでしたら、それもまた選択肢のひとつです。

後編では、ホームスクールについてお伝えいたします。

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続きはコチラ⇩
発達障害だけど小学校には通わないといけない②？ホームスクール編

発達障害の小学校に関してはコチラ⇩

その他には、こんな記事もあります。⇩

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まとめ

発達障害だけど小学校には通わないといけない①？学校編
小学校に通うことが当たり前？
小学校に通うメリット・デメリット