発達障害 の子供の 小学校 生活では気を付けるべき点がいくつかあります。
6年間なるべく楽しい小学校生活がおくれるよう最低限のポイントは押さえてお家でも練習しておくとよいでしょう。
今回は、発達障害の子供の小学校入学時のポイントについてお伝えいたします。
発達障害の小学校生活で気を付けるべきこと3選
発達障害の子供の小学校
発達障害の子供の場合、小学校では普通学級、支援学級、通級などの選択肢があります。
今回は、普通学級での過ごし方についてご紹介いたします。
知的な問題がなく、授業中に騒ぐような問題行動がなければ、たいていの発達障害の子供は普通学級に所属する場合が多いようです。
教科によっては通級になる子供もいますが、その場合も所属は普通学級になります。
普通学級に所属するにあたり注意する点は主に、
- お友達との関わり方
- お友達との距離感
- 担任の先生との関わり方
以上3点です。
授業中の手遊びや引き出しの整理整頓などもありますが、それは追い追いできれるようになれば大丈夫です。
担任の先生との関わり方
小学校に入学したばかりの子供にとって、担任の先生との関わり方は非常に重要です。
不慣れな学校生活では、担任の先生の理解がどれほど得られるのかにより、スムーズな小学校生活がスタートできるかどうかが決まります。
入学前は担任の先生が誰かわかりませんが、入学後担任の先生がわかった段階でなるべく早く「話し合いの場」を設けていただきましょう。
その際に、子供の特性を理解していただくよう努めましょう。
担任の先生の理解が得られれば、ほぼスムーズに小学校生活をスタートすることができます。
- コミュニケーションの問題
- こだわり
この点については、お友達と揉めることもありますので、担任の先生に助け舟を出していただけるようお願いをしておくとよいです。
お友達との関わり方
小学校低学年でまず問題となるのはお友達関係です。
- お友達が呼んだの無視をした。(他のことに集中しているため聞こえていない)
- 鬼ごっこのルールが違う。(卒園した園により少しずつルールが違う)
- 並んだ時に前の子を押してしまう。(距離感がわからない)
お友達が呼んでも何かに熱中していると気が付きません。
すると「無視をされた」と、感じる子供もいますので、呼んでも返事がないときには肩を叩いてもらう、前にまわりこんで話しかけてもらうなど、担任の先生にお願いをした方がよいです。
また、ドロケイや鬼ごっこのルールが卒園をした園により異なることがあります。小学校になるとさまざまな園から子供達が集まりますのでルールで揉めることがあります。
ルールが統一できなく揉めているようなら担任の先生にルールを統一してもらった方がよいです。
子供達同士でルールを統一できる場合もありますし、こだわりの強い子の場合は新しいルールを上書きして覚えることが苦手な子供もいます。
つぎに、小学校では整列をする機会が増えます。このとき、前後の子供に体がぶつかってしまうことがあります。
発達障害の子供は距離感がわからないため人にぶつかることがよくあります。
また、身体のバランスが悪いためか、筋肉の使い方をわかっていないためか、ふらつくこともよくあります。
いつもいつも、ぶつかられると「わざと押している」と勘違いされることもあり揉める原因になります。
お友達との距離感
小学校中学年ではお友達との距離感に気を付けた方がよいです。
とくに男の子なら女の子との距離感に気を付けた方が良いですし、女の子の場合でしたら男の子に近づき過ぎないよう気を付けた方がよいです。
小学校中学年頃から特に女の子は男の子が近いことを嫌がるようになります。
男女問わず、人との距離は「肘から手」くらいの距離を保つように教えるとよいです。
もし、ぶつかってしまったら「ごめんね。」と、言えるようになると尚安心です。
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まとめ
発達障害の小学校生活で気を付けるべきこと3選
発達障害の子供の小学校
担任の先生との関わり方
お友達との関わり方
お友達との距離感