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発達障害の子供が小学校に行きたくないと言ったら? ~先生との相性編②~

mai

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発達障害 の子供が 小学校 に行きたくないと言ったら、どのように対処すべきなのでしょうか。

小学校に相談しても改善していただけないとき、どのようにしたら発達障害の特性を理解していただけるのでしょうか。


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- 目次 -

  • 発達障害の子供が小学校に行きたくないと言ったら? ~先生との相性編②~
    • 小学校の先生との相性
    • 小学校にいくことは大切?
    • それでも小学校と掛け合う

発達障害の子供が小学校に行きたくないと言ったら? ~先生との相性編②~


小学校の先生との相性

前編を読まれた方は、「学校をやすませていいの?」と疑問に感じている方もいらっしゃるかもしれません。

なぜ、学校にしっかりと掛け合わないのか疑問に感じている方もいらっしゃるかもしれません。

前編
発達障害の子供が小学校に行きたくないと言ったら? ~先生との相性編①~

その理由は、まず小学校に行きたくない理由が「人間関係(いじめ)」や「学習の遅れ」ではないからです。

「人間関係がうまくいかない」、「学習が遅れている」、これらの場合はしっかりと小学校とかけあう必要があります。

ですが理由が、「先生が怖いから学校に行きたくない。」、この場合は学校自体が嫌なわけではありません。

友達関係も良好であり、学習面での遅れもなく、学校環境にも不快さを感じていません。

発達障害のお子さん自体、「学校に行きたい」という気持ちが残っているはずです。

発達障害の特性として、「人が怒られていても自分のことのように恐怖を感じてしまう」という特性は先生に伝えても良いと思います。

ですが、それでも先生が改善してくださらない、もしくはより熱心に指導されてしまう場合は言えば言うだけ悪循環に陥る可能性があります。

発達障害の特性は親だからこそ理解できるものであり、他の人には理解できない部分があるのかもしれません。

こちらの話の意味を正確に伝えることはなかなか難しいことです。

発達障害の子供が普通級に所属する以上、定型発達の子供達と同じ場所で同じように過ごすわけですから、なんらかの歪はうまれてしまいます。

もちろん、そのなかで先生との相性が悪いということも起きかねません。

あまり親御さんが大騒ぎをすると、余計に子供が小学校へ行きづらくなるということも考えられますので、あまり大騒ぎすることは得策ではないかもしれません。

「不登校」というレッテルが1度貼られると、そのレッテルがあるからこそ、学校へ行けば注目されてしまい、余計に行きづらくなってしまうこともあります。

たまに体調不良でおやすみする程度でしたら、しばらく様子をみてもよいと思います。

ですが、あまりに頻繁に体調不良になる、もしくは「絶対に小学校に行きたくない」と言い、登校しない場合には、策を考えねばなりません。


小学校にいくことは大切?

お子さんが「学校には行かない」と決め、親御さんも納得していることでしたら、学校にいかないということもひとつの選択肢です。

ですが、「学校には行きたいけど、先生が怖くて行けない」場合は、登校を促すことは可能です。

だからといって、ここで無理をさせればいつか2次障害が起きても不思議ではありません。

小学校の先生は「学校に登校すること」に重点を置きます。ですが、親は「学校に登校すること」に重点を置いてはいけません。

なぜなら、もし2次障害が起きてしまっても誰もその責任をとってはくれないからです。

後々、辛い思いをするのは発達障害である子供自身とそのご家族なのです。

2次障害の危険性まで踏まえ、親は「今、子供に無理をさせるべきなのか。」、「今は、心と体をやすませるべきなのか。」、しっかりと判断をしなければなりません。

毎日ちゃんと登校できることだけが正しいことではありません。お子さんの長い人生にとってどうすることがベストなのか考えてあげられるのはご家族だけです。


それでも小学校と掛け合う

もし小学校と正式に掛け合うのでしたら、それなりの準備が必要になります。

心療内科、障害者支援センター、療育センター、保健所など、お子さんの関係でつながりのあるところにはすべて話を通さなければなりません。

その上でどうアプローチをすべきなのか検討することになります。

小学校側が発達障害の子供を普通級に所属させるのでしたら、ある程度の寛容さが必要となります。

その寛容さを持たずに、定型発達の子供と同じようにしていなさい、ということ自体ムリなのです。

ムリなことを一生懸命やらせていると小学校に自覚してもらうためには、親御さんだけでは説明が難しいこともあります。

その場合は、お子さんに関わるすべての機関に相談することにより、穏便に解決する方法を探ることもできるのではないでしょうか。

よろしければシェアをお願いします。(励みになります。)

続きはコチラ⇩
発達障害だけど小学校には通わないといけない①?学校編

関連記事はコチラ⇩
発達障害の小学校生活で気を付けるべきこと3選
体調不良も自閉症や発達障害の特徴のひとつ
アスペルガー症候群?ADHD?どっち?
アスペルガーとADHDの息子の友達の作り方

その他には、こんな記事もあります⇩
発達障害の診断は必ず必要なものなのか?①
人見知りしないと発達障害だと診断される?
自己肯定感を上げるためには親ばかになれ!

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まとめ

発達障害の子供が小学校に行きたくないと言ったら? ~先生との相性編②~
小学校の先生との相性
小学校にいくことは大切?
それでも小学校と掛け合う

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Filed Under: 育児の工夫, 学校の工夫 Tagged With: 小学校, 発達障害

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プロフィール


管理人:MAI

両親・兄弟とも多動でショートスリーパー。超アクティブな家族のなか、唯一の凡人として育つ。

大学は心理学専攻。卒業後は、教育関係の職を経て心理学関係の仕事へ。息子がうまれてからはパソコン関係の仕事へと転職。

ここでは発達障害についての持論をまとめています。
※あくまで持論です!

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