発達障害の子供の 集中 力 が ない 理由は、興味がない、時間を数量的に捉えられない、優先順位がわからないなどの理由があります。
では、どうしたら集中力のない子供の集中力を高められるのでしょうか。
集中力のない発達障害の子供の3つの対策法
集中力のない原因
発達障害の子供の集中力がない原因は、そのもの自体に興味がない、もしくは部分的にしか興味がない、または時間を数量ではなく時刻としか捉えていない、何から手を付けてよいのか優先順位がわからないなどがあげられます。
タイマーを使用したり、視覚的にスケジュールがわかるようにしても、なかなか集中力が持続しないこともあります。
また、声掛けで応援しても、脳を活性化させるために音読をさせても、気が散らないように部屋を整理整頓しても、なかなか取り組めないこともあります。
発達障害の子供の集中力を高める3つの方法⇦詳しくはコチラ
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このように対策を練っても集中力がない子供の場合、いったいどうしたらよいのでしょう。
どうしても集中力がない子の対策
どれほど対策をしても集中力がなくやらな子の場合、親御さんは精神的にも肉体的にも極度の疲労感を覚えます。
ですので、どうしても一人で集中してできないお子さんの場合、親御さんも一緒に取り組んだ方が早いこともあります。
低学年の場合は15分~30分程度で終わる宿題がほとんどですので、習慣化させるという意味も込めて、できるだけ毎日一緒に取り組むとよいでしょう。
また、間違って覚えてきていることもありますので、確認という意味を込めて一緒に取り組むのもよいでしょう。
習い事をしていれば、運動の練習やピアノの練習などの練習もあるかと思いますが、こちらも一人では集中してできないお子さんの場合は、10分でも15分でも一緒に取り組むしかありません。
怒っても叱ってもどうにもなるものでもありませんので、宿題をする、練習をするということを毎日の習慣にしていくとよいです。
それから、「ここまで、できたら声をかけて。」など、短時間ずつ一人でできるように慣らしながら進めていくことが効率的です。
一緒に取り組んでも集中できない
はじめのうちは、なかなか集中できなかったり、癇癪を起すこともあります。
ですが、ここで諦めてしまえば、癇癪を起せばやらなくて良いと学習してしまいます。
はじめは10分程度で終わる量を目安に目標を立て、短い時間で終わるように工夫しましょう。
癇癪を起してしまっても、落ち着くのを待ってまた取り組みましょう。
怒鳴ったり叱ったりすると逆効果になりますので、静かに待ち、タイミングをみて声をかけるとよいです。
はじめのうちは、宿題にしろ、習い事の練習にしろ楽しく一緒に取り組むよう心がけましょう。
算数ならどちらが早いか計算を競ったり、国語ならパートわけして音読をすると子供は喜びます。
もともと集中できないということは、あまり興味がないということですので、興味のないことを真面目に取り組もうと思えば、親子喧嘩に発展しかねません。
ですので、興味がなくてもなるべく楽しく取り組める方法を検討してください。
発達障害のある子供の子育ては、定型発達の子供の子育てより大変だと言われています。
手もかかりますが、親子で取り組んでできるようになった時の喜びは何物にも変えられません。
忙しさから、毎日10分を捻出することはとても大変なことです。
ですが、その10分という時間はお子さんにとっても、親御さんにとっても生涯忘れることのない時間となるような気がします。
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まとめ
集中力のない発達障害の子供の3つの対策法
集中力のない原因
どうしても集中力がない子の対策
一緒に取り組んでも集中できない