季節の節目にひどくなる 片 頭痛 の 治し 方 はあるのでしょうか。
春や秋の季節の変わり目になると発達障害の子供たちの特性がいつもより目立つようになる、片頭痛がひどくなるということを経験したことはありませんか。
今回は、なぜ季節の変わり目になると片頭痛がおきる、特性が目立つということが起きるのかお伝えいたします。
片頭痛の治し方と原因~春と秋にひどくなる発達障害の片頭痛~①
秋といえば片頭痛??
発達障害の子供達にとって季節の変わり目とは特性が目立つようになる、片頭痛がひどくなるというようにすこし大変な季節です。
季節の変わり目ですので、秋だけではなく春も同じです。
季節の変わり目になるとどうして特性が強くあらわれるのか、それは「気圧の変化で脳がすこし腫れるような感じ」と以前、言語療法士の方が話してらっしゃいました。
定型発達の私たちでさえも、季節の変わり目は気圧の変化で体調を崩しやすいので敏感な発達障害の子どもたちは、おおきく影響をうけるのかもしれませんね。
発達障害の子供たちの片頭痛の原因
環境の変化を苦手とする発達障害の子供達は、春や秋に体調を崩すことがおおいです。もちろん気圧の変化もありますが、この季節は行事が多いのです。
運動会、学芸会、文化祭などイベントが多い!そのために多くの練習をします。
運動会なら競技や行進のほかにもマーチングがあったり、学芸会なら劇や歌の練習もあります。
これらのイベントのために、毎日集団行動が求められ、集団で練習することも増えていきます。
いくらイベントを楽しみにしていても、毎日集団行動が求められ、得意でも苦手でも何度も何度も練習を重ねることも、心のどこかでストレスに感じることもあるのでしょう。
特に走ることが苦手、楽器の演奏が苦手、歌をうたうことが苦手、人前で演技をする(声をだす)ことが苦手となると、イベントへ向けてストレスはたまる一方です。
ただでさえ季節の変わり目を苦手とする発達障害の子供たちですが、季節の変わり目はイベントも多くストレスをためやすい季節でもあります。
これらのストレスが体の不調や片頭痛を引き起こすひとつの要因でもあります。
冷房がけされる季節
体温調節が苦手な子の多い発達障害ですが、残念なことに10月になるとどこも冷房がけされてしまいます。
夏は冷房でしのげましたが、10月からは体温調節の苦手な子供たちにとっては暑さとの戦いになります。
10月といえば、日中でも動くと半袖でいいかなと大人でも思う季節ですが、多動な子供達にとっては暑い。そして湿度が高いことも影響してさらに暑さを感じる季節です。
「暑い」と言って、お店に入ってもバスや電車に乗っても冷房がついていません。かつ動き回るので、体内の温度が上昇して具合が悪くなる、または片頭痛がはじまり吐いてしまう。
冷暖房で気温をコントロールできない春と秋は片頭痛も増えます。
片頭痛の治し方
片頭痛の予防薬が処方されていない場合は、小児用の頭痛薬が処方されているはずです。
頭が痛くなってからでは頭痛薬は効果がありませんので、頭痛の初期の段階で服用した方が効き目はあります。
発達障害の子供はうまく言いたいことを伝えられない(言語化できない)、痛みに鈍感ということがありますので、初期の段階の頭痛を知らせることは困難だと思います。
ですので、「頭に違和感を示している」時点で、「頭痛くなりそう?」と聞いてみるとよいでしょう。何らかの返答がかえってくると思います。
本格的に片頭痛が始まってしまった場合は、頭痛薬を飲ませ少し寝かせましょう。
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まとめ
片頭痛の治し方と原因~春と秋にひどくなる発達障害の片頭痛~①
秋といえば片頭痛??
発達障害の子供たちの片頭痛の原因
冷房がけされる季節
片頭痛の治し方