今まで発達障害の子供になぜ 集中 力 が ない のか、集中力を高めるためにはどのようにしたら良いのかお伝えしてきました。
今回は、我が息子・ハル(アスペルガー&ADHD)が理にかなった衝撃的な行動をしていたので、お伝えしようと思います。
集中力がない子がやっていたこと
集中力のない息子が突然!!
息子・ハルは過集中と集中力の乏しさの差がとても激しい子供です。
好きなことには過集中でなかなか切り替えもできませんが、興味のないことや、すでに知っていることには全く興味を示さず、やろうともしません。
ですので、宿題やテスト勉強には苦労します。「もう知っているのに、どうして復習しないといけないの?」攻撃です。
そのようななか、塾の一年間の総復習として漢字テストが行われました。1年分の漢字はさすがに復習しないと忘れているものもあります。
どうするのかな?と観察していると、ずっとジャンプをしていました。数分ジャンプをし、突然椅子に座り漢字練習を一気に終えました。
どうしてジャンプをしていたのかと尋ねると、「その方がやる気ができるから。」と言います。私は軽い衝撃を受けました。
子供は感覚的に集中の仕方を知っている?
ジャンプをするということは脳内物質を分泌させる行為であり、脳を活性化させる効果があります。
眠いときやボーとするときに体を動かすと、目が覚めたり、やる気が出るといった経験は誰しもあると思います。
ですので、集中できないときにジャンプをするというのは、ごく自然な行動です。
ですが、私は息子にそのようなことを教えた記憶はありません。
それにも関わらず、ジャンプをしてやる気(集中力)をだしていたということは、子供は教えなくても集中力の高め方を知っているのかもしれません。
運動をすると集中力アップ
息子はスポーツ系の習い事をしているのですが、習い事のあとは集中力が異常に高くなります。
他の子供たちをみていても、やはりスポーツのあとは集中力が高くなり、頭の回転が速くなります。
おそらく運動をして集中力が高まっていると、その集中力はしばらくの間は持続するのでしょう。
この時には指示が通りやすい傾向にありますし、切り替えもよくなります。
よくよく考えてみると、低学年の頃も勉強に飽きると素振り(剣道)をし、また勉強をしていました。
当時は言葉が未熟だったため理由がわかりませんでしたが、これも切れそうになる集中力を自分で高めていた(やる気をだしていた)と考えることができます。
体を動かして集中力を高める問題点
運動をすれば集中力が高まるのなら、いつもそうすればいいように思われますが、切羽詰まった時にしかやらないという問題点があります。
また、一歩間違えば、運動から遊びに移行してしまう可能性もあります。
ですが、最終手段として切羽詰まった状況の時には試してみるとよいかもしれません。
ジャンプでも縄跳びでも手軽にできることでよいので、まずは体を動かしてからやるべきことをやってみるのも手かもしれません。
運動をしすぎて疲れて眠ってしまっては元も子もありませんので、ほどよいタイミングで次の行動に移行しましょう。
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まとめ
集中力がない子がやっていたこと
集中力のない息子が突然!!
運動をすると集中力アップ
体を動かして集中力を高める問題点