集中力 が ない お子さんが受験する季節には親御さんは不安になることも多いのではないでしょうか。
発達障害のお子さんの場合、知的な問題もなく受験するお子さんもたくさんいます。
勉強に対する集中力がない、もしくはテスト中に集中力がない状態になってしまえば・・・。
集中力がないお子さんが受験するときの問題点
発達障害のお子さんの進路
発達障害とは脳の機能の問題であり、出来ることと出来ない事の差が大きくあらわれてしまう障害です。知的な問題を伴うお子さんもいますし、知的な問題を伴わないお子さんもいます。
お子さんが発達障害を抱えている場合、進路としては公立学校や特別支援学校、もしくは発達障害の教育に特化した私立校、または難関校とよばれるような進学校を進路として考えるケースが多いようです。
なかにはフリースクールに所属する場合もあるようですので、進路はさらに広がるのかもしれません。
今回は、発達障害のお子さんが進学校を受験するケースについてお伝えいたします。
発達障害のお子さんの受験
発達障害を抱えているのに、進学校を受験すると聞くと驚くかもしれません。ですが、発達障害の子供のなかには極めて知能が高いお子さんもいます。
そのようなお子さんの場合、公立校ですと周りのお子さんのペースに合わせなければならいので、かえって授業が退屈で集中力がなくなってしまうケースがあります。
進学校ですと周囲のお子さんの学力も同じ程度ですし、進学校の過密スケジュールの方がかえって落ち着くというお子さんもいます。
発達障害の子供のなかには自由時間に何をしてよいかわからないというお子さんもいます。
その点、進学校のようにスケジュールが過密ですと何をやるべきか明確化されていますので過ごしやすいということになります。
集中力がない子の場合
進学校を受験しようと決める親御さんやお子さんもいますが、ここでひとつ問題となることは集中力です。
集中力がなく勉強が続かないお子さん、または集中力はあるのだけど集中するまでに時間を要するお子さんの場合は工夫が必要となります。
特に進学校を受験する場合には勉強をする時間が短期的なものではありません。何年も時間をかけて準備をする必要があります。
ですので、集中力を妨げないお部屋作りも必要になりますし、親御さんの声掛けも必要となります。
特に学年が小さいうちは、親子で勉強をした方が集中できる場合もあります。
塾の自習室や図書館も周りがやっているという雰囲気から集中しやすい傾向があります。
どうすればサッと集中することができるのか、その方法を見つけることも必要です。
お子さんによっては5分程度遊んでから勉強を始める方が集中できる場合もありますし、すこし走ってから勉強を始めると集中できる子もいますので、勉強の前や休憩時間に何をすると勉強に集中できるのか考える必要があります。
テストなのに集中力がない
授業や勉強で集中力がない場合には工夫ができます。
ですが、模試や試験当日、テスト中に集中力がないという状態になってしまうこともあります。
その日は気分が乗らなかったのかもしれませんし、会場に向かう道中何か気になることがあったのかもしれません。
もしくは、会場がいつもと違う場所なことが集中できない原因になったのかもしれません。
原因はさまざま考えられますが、発達障害を持つ子供の親として一番こわいことは試験中に集中力がきれてしまう、もしくはその日に限って集中力がない場合ではないでしょうか。
試験中には先生の声掛けもない期待できません。
このような傾向が以前からみられる場合には、模試を増やすなどして場数を踏むことも方法のひとつです。
もし、どうしても心配な場合や無理そうな場合は、心療内科で相談してみるのもひとつの方法です。
場合によっては、頓服としてお薬が処方される可能性もありますが、親御さんの判断でどうするのか考えればよいでしょう。
本番まで時間があるのなら、集中力をコントロールできるようにすこしずつ練習することはできます。
あとは、当日アクシデントがないように、特別なことがないように、いつもと同じ時間を過ごすことが大切です。
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まとめ
集中力がないお子さんが受験するときの問題点
発達障害のお子さんの進路
発達障害のお子さんの受験
集中力がない子の場合
テストなのに集中力がない