結婚に失敗する大人のADHDの特徴とは②？～刺激を求めて～

ADHD はモテるのですが、結婚となると失敗してしまう方もいます。

結婚に失敗する大人のADHDの特徴とは①？～会話編～では、ADHDのコミュニケーション能力という問題点をあげましたが、今回は熱しやすく冷めやすいという大人のADHDの特徴から結婚生活における問題点をご紹介いたします。

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－目次－

ADHDでも育児や家事に関心のある方は問題ありませんが、育児や家事に興味がない方の場合は家事に不参加、育児に不参加となりますので、パートナーは不満を募らせることになります。

現代社会では育児も家事も夫婦で協力しておこなうものですが、ADHDの方の場合は興味のないことは忘れてしまう、もしくは気にならない傾向にあるため家事に不参加、育児に不参加ということが起きる可能性があります。

また、ADHDには片付けることが苦手という特性があります。

大人のADHDの方の場合は、捨てすぎてしまう、もしくは片付けられないという両極端な特徴がありますので、片付けられない方の特性がある方の場合は家事が苦手ということもあり得ます。

子育てに関しても、特に男性の場合は子育てに関心があればよいのですが、関心が低い場合には毎日こまめに子供の面倒をみるということは難しいかもしれません。

奥さんが定型発達の場合、子育てに協力的ではない旦那さんに腹を立てることもあります。

一般的にADHDの方には経済力がないと言われますが、実際にはADHDでも成功している方はたくさんいらっしゃいます。

営業に向いているADHDの方は営業で成功しますし、設計士やプログラマーという職種で活躍される方もいます。

自分に向いている職業に就けたADHDの方は基本的に経済力には問題がありませんし、ADHDやアスペルガーの方は、起業されている方もたくさんいらっしゃいます。

ですので、経済力がないADHDというのは職を転々としているADHDのタイプです。

発達障害の方はワーキングメモリーが弱いという特徴がありますので、マルチタスクを求められる職種に就いてしまうと、周囲の理解が得られず仕事を続けることが難しくなることもあります。

この場合、職を転々としていることから経済的にあまり安定していない可能性が考えられます。

また、ADHDのなかには、「刺激を求める」、「後先を考えない」、「自己肯定感が低い」と、いう特徴を持っている方がいます。

ギャンブルやアルコール、買い物にはまり依存症となっている場合にも経済的な安定は求められません。

刺激を求め、後先を考えないADHDの方の場合、パートナーを変える傾向があります。

離婚歴があまりに多い場合は、刺激を求めるタイプのADHDかもしれません。

もちろん、ADHDでなくても離婚歴が多く頻繁にパートナーを変える方もいますが、その場合の理由は「性格の不一致」など一般的な理由になると思います。

対して、刺激を求め後先考えずパートナーを変えてしまうのがADHDの特徴です。

ここまでADHDの方がどうして結婚に失敗するのか、その特徴についてまとめましたが、すべてのADHDの方が当てはまるわけではありません。

大人のADHDと診断のついている方でもパートナーの理解があり上手く結婚生活を送っている方もいます。

また、ADHDという確定診断を受けていなくても、パートナーが性格として捉え上手く結婚生活を送っている方もいます。

もちろん、その場合にはADHDの方自身も努力が必要ですし、相手への気遣いも忘れてはいけません。

「ADHDだから結婚や恋愛が上手くいかない」と、ADHDや発達障害を理由とすることは得策ではありません。

例え、定型発達同士の結婚であったとしても努力せずに結婚生活が上手くいく家庭はどこにもありません。

ADHDなどの発達障害の場合でも、同じように結婚生活には努力が必要なのではないでしょうか。

続きはコチラ⇩
発達障害だと結婚も子育てもうまくいかないの～結婚～①？

その他には、こんな記事もあります。
捨てられないアスペルガー症候群、片付けられないADHD②
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まとめ

結婚に失敗する大人のADHDの特徴とは②？～刺激を求めて～
育児や家事に関心がない（不参加）
経済力がない
好きな人ができる
「ADHDだから」という考え方