得意 な こと はどのように作ればよいのでしょうか。得意なことだから好きなのでしょうか。もしくは、好きだからこそ得意なことになるのでしょうか。
得意なことは好きなこと?好きなことだから得意なこと?
得意だから好き?好きだから得意?
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上記原稿で、得意なことは好きなことの場合が多いということをお伝えいたしました。
ですが、人はだれしも好きなことと得意なことが同じだとは限りません。それは発達障害の子供も同じでしょう。
ですので、得意だからやり続けているのか、好きだからやり続けるうちに得意になったのかは実際のところはわかりません。
好きこそものの上手なれと昔から言いますので、好きだからこそ熱心に取り組み上達するのかもしれません。
好きと得意は違う?
我が家の息子・ハル(アスペルガー&ADHD)の場合、発達検査の結果では空間把握能力がずば抜けて高くあらわれています。
ですので、レゴや折り紙、工作、ペーパークラフトなども好きです。
ですが、本人が得意なことは運動系全般です。アスリートにでもなるの?というくらい得意です。周囲からも運動方面へ進学すると勘違いされることもあるほどです。
しかし、本人の将来の夢は医療系の仕事に就くことです。そのための努力も欠かしません。
そして好きなことは物理や化学です。NHKの物理や化学も大好きですし、家のなかでも実験を行っています。
ハルの場合、発達検査の結果と好きなこと、得意なこと、将来の夢が見事にバラバラです。
さまざまなことに興味があるのは多動ゆえかもしれません。
このように言うと、とかく努力もしないでできるように感じるかもしれませんが、運動も勉強も定型発達の子供の6倍は努力しています。
6倍努力しても、やっと人並みです。ですから、その努力を継続してようやく得意と呼べるレベルになります。
この継続も「毎日やらないといけない」という強いこだわりからきているものです。もはやそれは儀式のひとつなのかもしれません。
得意だから好きなのか、また好きだから継続でき得意になるのかは定かではありませんが、やりたいことは下手でもとことんやらせてみても良いのかもしれません。
そうすることで、得意なことができることもあります。
得意なことがあると自己肯定感がうまれる
得意なことがあるひとつのメリットとして自己肯定感が高くなることがあげられます。苦手なことがあっても、得意なことがあれば自分に自信が持てます。
自信が持てればいろいろなことに挑戦してみようというチャレンジ精神が生まれるかもしれません。
子供が子供のうちに親がしてあげられることはそれほど多くはありません。せめて好きなことや得意なことだけでもみつけられると、今後生きやすくなるかもしれません。
本当の才能は継続力
定型発達であろうと発達障害であろうと、一番の才能は「努力する力」、「継続する力」があることではないでしょうか。
発達障害の子供は、得意なことなら努力しなくても才能を発揮すると思われがちですが、そうではありません。
こだわりが強いことや集中力が高いことから、長い時間ひとつのことにのめり込むことができるため、それなりの結果が出せるのではないでしょうか。
定型発達であろうが発達障害であろうが努力しなくてできることはないのだと思います。
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まとめ
得意なことは好きなこと?好きなことだから得意なこと?
得意だから好き?好きだから得意?
好きと得意は違う?
得意なことがあると自己肯定感がうまれる
本当の才能は継続力