発達障害の子供の 夜泣き は いつまで 続くのでしょうか。実は、発達障害といっても夜泣きをまったくしないおとなしい子供もいれば、あまり眠らず夜泣きがひどい子供まで千差万別に存在します。ですが夜泣きがいつまでも続くと、いったいいつまでこんな生活が続くのだろうと不安になるものです。
今回は、発達障害の子の夜泣きがいつまで続くのか、またその対処法についてお伝えいたします。
発達障害の子の夜泣きはいつまで続くの?
夜泣きの原因
夜泣きは、昼間受けた刺激が処理できなかった場合に起こると言われています。
発達障害の子供のばあい、感覚過敏がありますので日中の刺激は大きなものとなります。また、脳のなかでの処理が遅いということもあり夜泣きにつながることは考えられます。
なかには、手足がバタバタと動いてしまい眠れないばあいもあります。
手足がバタバタして眠れない
手足がつねに動いており夜眠れない子の場合は、タオルケットやおくるみにそっと身体を包んであげると、手足の動きがとまり眠りにつくことができます。
夜泣きがひどい時の日中の過ごし方
昼間受ける刺激が大きいことが夜泣きの原因になっているばあいには、日中なるべく刺激の多い場所へ連れて行かないこともひとつの方法です。お家でも光や音の刺激の多いテレビなどは必要以上につけない方がよいかもしれません。
日中は沐浴やお散歩をすると、あまり眠らない子でも眠ってくれる可能性があります。水を嫌う子もいますので一概には言えませんが、ベビースイミングや体操教室なども体力を使いますので、いつもよりは少し長く眠ってくれるかもしれません。
眠らない・夜泣きがひどいときの対処法
眠らない・夜泣きがひどいとき、おんぶや抱っこをすると感覚過敏のため反り返ったり、さらに泣き叫ぶことがあります。放っておくと、床や壁に頭を打ち付けることもありますので、ベッドガードのようなもので安全を確保しましょう。
また、集合住宅ですと子供の夜泣きの声に気を使わなければなりません。そのような時には、ベビーカーですこし長めのお散歩をすると眠ってくれることがあります。ベビーカーでのお散歩は夜は女性ひとりでは危ないですので、誰かに付き添ってもらうとよいでしょう。
車がある場合は、車ですこし長めのドライブにでかけると眠ってくれることがあります。街灯で明るすぎる道は眠らないこともありますので、そのような場合はすこし暗めな道をドライブするとよいでしょう。
ようやく眠ったと思い、帰宅すると起きることがありますので、熟睡しているかよくみてください。車から自宅へ運ぶ際も、そっと運ぶと起きない子もいれば、すこし大きめの動きで運ぶ方が起きない子もいますので、お子さんのタイプをみわけましょう。
夜泣きはいつまで続くの
発達障害を抱えるお子さんの夜泣きは、就園したころから徐々におさまっていくと言われています。基礎正しい生活と日中しっかりと体力を使うことで夜泣きは改善されます。
ですが、眠らない子のばあいはもともとショートスリーパーの可能性があります。小学校3,4年生になっても睡眠障害がよくならない場合は、ショートスリーパーかもしれません。
朝、きちんと起きることができ、学校生活でも問題がないようでしたら、人よりも起きている時間が長い分、できることが多くなります。
ですが、もし朝起きられない、日中眠ってしまうというようなことがあるようでしたら、心療内科で相談するのがいちばんです。
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まとめ
発達障害の子の夜泣きはいつまで続くの?
夜泣きの原因
手足がバタバタして眠れない
夜泣きがひどい時の日中の過ごし方
眠らない・夜泣きがひどいときの対処法
夜泣きはいつまで続くの