発達 障害 を抱える 子供 を育てていると、会話のキャッチボールが上手くできないなどコミュニケーションの問題に悩むことがあります。
ですが、発達障害の子供と話すよりも苦戦する相手はモンスターペアレントだと感じることがあります。
発達障害の子供よりも大変!
子育てをしていると遭遇する
発達障害の有無に関わらず、子育てをしていると遭遇してしまうのがモンスターペアレント集団です。
彼らに共通する項目は以下の通りではないでしょうか。
- 自分さえよければいい(自分の子供さえよければいい)
- 他人の意見を認めず、自分の意見を押し通す
- 自分たちと違うものは排除する
- 非常識なことでも価値観の違いと主張する
- 感謝の気持ちや尊敬の念が薄い
- 同調圧力を強いる(従わなければ村八分)
- 善意につけ込む
- TPOが守れない
- ルールを軽視する
- その場しのぎで後のことを考えない
- 恩を仇で返す
子育てをしていて一番困ることは、知らない間にこのような集団に入ってしまうことです。
例えば、それは学校かもしれませんし、保育園かもしれません。はたまた、それは子供会や習い事かもしれません。
第2子の場合は、親も知識がついていますので、そのような人が集まりやすい場所は避けることができますが、第1子の場合はわからないことばかりですので、知らずにそのような場所に身を置いてしまいひどい目にあうこともあります。
モンスターペアレントとトラブルのあった方はすでにご存じだと思いますが、彼らは自分の意見を押し通すことしか考えていませんので、話し合いすらできません。
常識を考慮し、子供全員のことを考えるのではなく、「我が子のことしか考えない」ため争いもたえません。
このような集団に巻き込まれてしまうと、常に問題が起き、その問題のため時間と労力を割くこととなり精神的に参ってしまいます。
もちろん、我が子に発達障害があるとカミングアウトした日には、何かの拍子にいじめのターゲットとなる可能性が非常に高くありますのでおススメできません。
発達障害のコミュニケーション能力が問題視される世の中ですが、モンスターな方たちのほうがよほどコミュニケーション能力に欠けると思わざるを得ません。
モンスター集団に遭遇したら
発達障害を抱える方や発達障害のお子さんを懸命に育てているご両親はいい人がとても多いように感じます。
- みんな違ってそれでいい
- 多様性があっていい
- それも、ひとつの個性
このように、物事を考えることのできる寛容な人たちが多い印象にあります。
発達障害を抱える子供達もまた、社会のルールを一生懸命覚え、自者と他者の考え方の違いを受け入れる努力をし、人の善意をもしっかりとくみ取ることができる子供が多いように思います。
もしかすると、発達障害を抱えるお子さんのほうがソーシャルスキルを学んでいる分、モンスター集団には敏感に反応するかもしれません。
ですので、もしそのような集団に遭遇していまった場合には、すぐに逃げることが得策です。
でないと、生きづらい社会がさらに生きづらくなります。
さらに、モンスターな方たちはこちらの人間関係にも口を出す傾向にありますので、交友関係が制限されてしまう可能性もあります。
ですので、逃げるか大幅に距離を置くようにしましょう。
微妙な心境
子供が発達障害を抱えていると、幼少期から療育グループや言語療法に通い、ソーシャルスキルトレーニングを受けます。
小さい頃から走り回らない事、座っていること、返事をすることを学びます。また、他社との会話のルールも学びます。
家庭でも、細やかな育児をし、やっていいことと悪いこと、そして他人の気持ちを考えるということも教えます。
ですが、モンスターペアレントに育てられた子供のなかには、走っていけない場所で走り回る、自分の要求が通らないと癇癪を起す、他の子をいじめたり心無い言葉を言う、他人を妨害する、このような行為がみられる子供もいます。
そうして「家の子、グレーなのかも(自称)」と笑いながら言う親御さんもいます。
このような言葉には本当に胸が痛くなります。
どのような障害であれ、病気であれ、子供が何らかの問題を抱えれば親は一生懸命になるものです。子供自身もどうにか解決しようと試行錯誤します。
ですので、決して冗談で言っていい言葉ではありませんし、他人に発達障害の間違ったイメージを与えるような発言もして欲しくないと心から思います。
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まとめ
発達障害の子供よりも大変!
子育てをしていると遭遇する
モンスター集団に遭遇したら
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