発達障害の子供が 不登校 の場合、 勉強 はどのように進めると良いのでしょうか。
親子で勉強を進めると喧嘩になってしまうこともあります。親御さんはなるべくお子さんの甘えられる存在でいることが大切なのではないでしょうか。
今回は、発達障害の子供の勉強方法についてお伝えいたします。
発達障害の子供の不登校②~発達障害の子供に合った勉強方法は?~
発達障害のお子さんの勉強方法
前編でも書きましたが、発達障害のお子さんが不登校になった場合、一番大切なことは学校以外に居場所を作ることです。
2番目に大切なことは学習の習慣を付けておくことです。
詳しくはコチラ⇩
発達障害の不登校~不登校の準備と対処法~
学習の習慣さえ付けておけば、将来の選択肢は広がります。
前編でお伝えした通り、勉強をひとりで進める、もしくは親御さんと一緒に進めることは大変なことです。
お子さんもうまくできない事に対してイライラしてしまいますし、親御さんもつい熱がこもって一生懸命になりすぎてしまいます。
そのような時には、外部に頼むこともひとつの方法です。
- 学習塾
- 進学塾
- 個別指導塾
- 通信教育
- オンライン学習
- 家庭教師
通信教育・オンライン学習
通信教育やオンライン学習は、どちらかと言うと外に出たくない子供におススメな学習方法です。
また、通信教育やオンライン学習の場合は学年にこだわる必要がありません。
例えば3年生であっても、1年生の教材から始めることもできますし、逆に4年生や5年生の教材から始めることもできます。
ですので、お子さんの能力とペースに合わせて勉強を始めることができる点はメリットが大きいです。
家庭教師
家庭教師を利用する場合は、外で知り合いに会いたくないと考えている子供達に向いています。
家庭教師のメリットは、お子さんに合わせた指導方法を考えて頂ける点です。
また、対面で会話ができるという点も魅力的のように思います。
こちらも、通信教育と同様、お子さんの能力にあったレベルから始めることができます。
個別指導塾
個別指導塾の場合は、外にでるのは大丈夫だけど、集団での授業が苦手というお子さんにおススメな方法です。
その他にも、学習が遅れているお子さんのキャッチアップとしても有効な方法です。
個別指導塾の利点は、お子さんにあった速度で学習が進められることです。
また、お家の外に出るということは、非常に重要なことです。
学習塾
学習塾の場合は、外に出ることも人との関わりを持つこともできるお子さんには良い手段です。
集団授業になりますので、気の合う友達もできるでしょうし、友人とともに学ぶこともできます。
塾は勉強がしやすいように環境が整備されています。
学校のように目標や習字、絵が貼ってあることもなく、他の教室からリコーダーの音が聞こえてくることもありません。
もちろん、学校行事や体育などもありませんので、多少なりともストレスの少ない環境で学習に励むことができます。
進学塾
発達障害のお子さんのなかには、勉強が得意なお子さんも多く存在します。
そのようなお子さんの場合は、進学塾がおススメです。
進学塾の先生は、学校の先生とは違いお子さんの質問(疑問)に本気で考え、答えてくれる先生がたくさんいます。
そして、授業も学校のような受け身型の授業ではなく、意見を言う参加型の授業が多いです。
参加型の授業では静かに授業を聞くのではなく、自分の意見を自由に発言できるので、発達障害のお子さんは水を得た魚のように元気になることもあります。
授業ペースも早いので、飽きっぽい(注意散漫)発達障害のお子さんでも飽きることなく授業に参加できる点も嬉しい点です。
また、問題も基礎問題だけではなく、応用問題や難関問題まで多彩ですので飽きがきません。
進学塾ならではの、成績順の座席や名前の張り出しなどもゲーム感覚で楽しめますし、ポイント交換なども子供達は楽しみに学習をすすめることができます。
発達障害のお子さんのなかには、競争心が強い子もいますので、競争心の強い子には比較的進学塾は合うのではないでしょうか。
1点、気になる点があるとすれば苦手教科です。
実は、進学塾の先生は、同じような特性を持つ子供達を指導した経験が少なからずあります。
ですので、特性を理解したうえで苦手強化をフォローしていただくことも、指導方法を工夫していただくこともできます。
進学塾も学習塾と同様、静かな環境で落ち着いて勉強することができます。
また、進学塾には自習室がありますので、比較的長く時間を過ごすこともできます。
自習室があると、お子さんもわからない箇所を先生に質問できますし、その間、親御さんも少し休憩することができます。
親御さんにとっても、お子さんと離れひと息つく時間は大切な時間なのです。
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続きはコチラ⇩
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発達障害の学校関連についてはコチラ⇩
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- 発達障害の子供が小学校に行きたくないと言ったら? ~先生との相性編②~
- 子供の発達障害 ~通学路の練習と注意点~
- 発達障害の小学校生活で気を付けるべきこと3選
- 忘れ物が多い発達障害の子供の原因と対処法
その他にも、こんな記事があります。⇩
- 発達障害検査を受けないという選択
- 顔に特徴がない?アスペルガーだからこそ抱える困難さ
- 発達障害の子供は切り替えることが苦手?
- 自己肯定感が低いのは発達障害だから?日本人だから③?(愛情が一番の心の栄養)
- 感覚過敏のある子が注意した方がよい習い事
まとめ
発達障害の子供の不登校②~発達障害の子供に合った勉強方法は?~
発達障害のお子さんの勉強方法
通信教育・オンライン学習
家庭教師
個別指導塾
学習塾
進学塾