発達障害を抱えるお子さんを育てているご家庭では、子供が 不登校 になることを想定しているご家庭も多いかもしれません。
発達障害を抱えるお子さんの場合、不登校になるリスクは定型発達のお子さんよりも高いと考えることができます。
発達障害を抱えるお子さんだからこそ、学校以外の居場所を作っておくことは不登校の 対処法 としては大切なことです。
発達障害の不登校~不登校の準備と対処法~
発達障害を抱える子の不登校
特に自閉症やアスペルガー、ADHDのお子さんのなかでも普通級に所属しているお子さんは不登校になる可能性が少なからずあります。
もちろん、絶対に不登校になるわけではありませんし、楽しく学校に通っていたかと思うと突然学校に行きたがらなくなることもあると思います。
6年間楽しく学校に通うことができれば「不登校」について考える必要はないのかもしれませんが、楽しく学校に通うことのできる年もあれば、学校に通うことがイヤになってしまう年もある、そんな風に6年間を過ごすご家庭も比較的多くあるのではないでしょうか。
小学校入学時、発達障害を抱えるお子さんの親御さんは「いつか不登校になるかもしれない」と、心のどこかで不安を抱え、入学式を迎える方もいらっしゃると思います。
「不登校になる可能性がある・・・」
このとき私達親には、どのような準備ができるのでしょうか。
学校以外の居場所を作る
お家と学校との往復だけのお子さんもいるかもしれませんが、学校以外に居場所を作ることは大切です。
もし、学校に自分の居場所がないとしても、ここに来れば自分の居場所があると感じられる居場所を用意しましょう。
学校以外の居場所
- デイサービス
- 自閉症の会
- NPO関係
- 趣味のサークル
- 習い事
- 塾
上記は例にすぎませんが、どこでも良いので発達障害のお子さんが受け入れられ、安心して過ごせる居場所を作ることをおススメします。
学校以外にも居場所がある、ということを知ることはとても重要なことです。
学校がすべてじゃない
学校はすべてではありません。
学校は人生の一部かもしれませんが、学校に行かなかったといって、その後の人生で大きく困ることはありません。
例え、学校ではうまく馴染めなかったとしても、学校以外の場所で馴染める友人がいて、自分を受け入れてくれる居場所させあれば良いのです。
一番良くないことは、「学校にいけない自分はダメだ。」と思い、外との関係まで切ってしまうことです。
または、「学校を休んでいる」という理由で、親御さんがお子さんを外にださないことです。
外との関係が切れてしまえば、お子さんにとって「学校がすべて」になってしまいます。
発達障害の有無に関わらず、人は自分を受け入れてくれる場所が必要です。
もし、自分を受け入れてくれる場所がなければ誰でも心が病気になってしまいます。外に出ることが怖くなってしまいます。
発達障害のお子さんは不登校になる可能性が定型発達のお子さんよりも高くあります。
ですので、あらかじめ学校以外に居場所を作ってあげることが、私達、親ができることなのではないでしょうか。
そして、もしお子さんが「学校に行きたくない。」と、言っても過剰に反応しないことです。
親御さんが過剰に反応すればするほど、お子さんは「学校にいけない=悪い事」と認識してしまいます。
お子さんの将来を考えたとき、私達親は子供を無理に学校に行かせることに力を費やすのではなく、学校以外の場所に居場所を見つけてあげることに力を費やすべきです。
その方が、おそらくはお子さんの将来にとってはプラスとなるはずです。
子供達のゴールは卒業ではありません。もっと先の未来です。
その未来のためにやるべきことは、例え学校に行かなくても外とのつながりを絶たないことなのではないでしょうか。
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発達障害の子供が小学校に行きたくないと言ったら①? ~先生との相性編~
発達障害の小学校生活で気を付けるべきこと3選
発達障害のある子の小学校選び ~普通学級or支援級~
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まとめ
発達障害の不登校~不登校の準備と対処法~
発達障害を抱える子の不登校
学校以外の居場所を作る
学校がすべてじゃない