お子さんが勉強をしない。勉強を始めてもすぐに気が散ってしまう。全然、 集中 力 が ない から宿題が終わらない。
このような悩みを抱えているご家庭は多くあります。
では、どうすれば集中して学習を終わらせることができるのでしょうか。
集中力がない子の勉強方法 ~集中するコツ~
子供は集中力がない
そもそも子供の持つ集中力はそれほど高くありません。
自分の好きな事や興味のあることに対しては高い集中力を持ちますが、それ以外では集中力の高さは発揮しません。
集中力の目安
- 小学校1年生 10分
- 小学校2年生 20分
- 小学校3年生 30分
- 小学校4年生 40分
- 小学校5年生 50分
- 小学校6年生 60分
小学生の集中力は、だいだい学年✖10分程度です。
ですので、これくらいの集中力があれば正常と言えます。
勉強時間が足りない
子供が集中できる時間帯は、学年✖10分ですが、これくらいの時間ですと学校の宿題を終わらせるのに精一杯ではないでしょうか。
そもそも、学年が上がるにつれて受講科目も増えます。
例えば、小学校3年生、4年生になると算数や国語以外にも理科や社会が始まります。
この場合、小学校4年生の集中力40分で考えてみても、1教科10分で復習と宿題を終えなければならない計算になります。
まだ、それほど教科書を早く読めない学年ですと、読むだけでも時間がかかります。
ましてや塾に通っている場合や通信教育を受けている場合には、学校の宿題以外の学習も必要となりますので、到底上記の時間内には終わりません。
子供が集中できる時間と、実際に必要な学習時間には大きな差があるようです。
学習量>平均的な集中力
現代社会では、子供が集中できる平均的な時間以上に、学習しなければならい学習量は増えています。
本来ならば下記のような関係になるべきです。
学習時間=平均的な集中力
ですが、現実には下記のような関係になっています。
学習量>平均的な集中力
ですので、お子さんが平均的な集中力だとしても、それでは必要な学習量がこなせないため、親御さんからすれば「集中力がない」と、感じてしまうのです。
こまめな休憩
上記に示したように、子供の集中力は学年✖10分です。
ですので、こまめに休憩をとるようにすると、全体的な学習量は増えます。
このとき、席を離れてしまうと遊び始めてしまうので、なるべく席を離れず休憩をとった方がよいです。
例えば、10分勉強して5分休憩をとる。これを4回繰り返せば、10分の集中力でも全体の学習量は40分になります。
15分集中できる場合は、15分勉強して10分休憩をとる。これを4回繰り返せば、全体的には60分の学習量になります。
このように、長い時間ダラダラと勉強するのではなく、短い時間のなかで、こまめな休憩を挟みながら学習すると、短い時間でもそれなりの学習量をこなすことができます。
小学校1年生~4年生くらいまでの間は、親御さんが見ていないと、手遊びやボーとしてしまい時間だけが過ぎていってしまいます。
なかには、自分でどんどん進められる子もいますが、大抵のお子さんは親御さんが見ていないと遊んでしまうのは普通のことですので、怒らないように見ているようにしましょう。
特に何かを言わなくても、親御さんが隣に座っているだけでも効果的です。
わからない問題を質問されることもあるかと思いますが、この時は一緒に調べてみたり、楽しく解説してあげると勉強が楽しくなります。
ここで、怒ったり、嫌味を言えば、親御さんの近くで学習しなくなりますので要注意です。
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まとめ
集中力がない子の勉強方法 ~集中するコツ~
子供は集中力がない
勉強時間が足りない
学習量>平均的な集中力
こまめな休憩