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意外と多いディスレクシアとその支援~なかなか理解されない~

mai

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発達障害の子供に意外と多くあらわれる ディスレクシア 。

ですが、なかなか理解されづらいのか 支援 には結びつかないようです。

そこには、「文字が読めない」という勘違いがあるような気がします。

一文字一文字は読めます。

ですが、その一文字一文字を単語や文章として捉えることが難しいのがディスレクシアです。


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- 目次 -

  • 意外と多いディスレクシアとその支援~なかなか理解されない~
    • ディスレクシアは理解されない
    • 行がまっすぐにみえない
    • 文字と単語が結びつかない
    • 連絡帳やメモで伝達できない
    • 日本でのディスレクシア

意外と多いディスレクシアとその支援~なかなか理解されない~


ディスレクシアは理解されない

ディスレクシアは日本では「読み書き障害」や「読字障害」と言われることが多くあります。

日本語のディスレクシアの場合は、文字が全く読めないということはありません。

一文字一文字は読めますし、類似漢字の間違いはあっても漢字も読めます。

ですので、小学4年生くらいまでは目立って読み書きに問題があるようには見えないこともあります。

小学4年生頃から、教科書の行間が狭くなり文字も小さくなります。漢字も類似した漢字が増えてきます。

教科書の文章自体も難しくなっていきます。

すると、音読や漢字ドリルなどの宿題に時間がかかるようになります。

ここで、親はディスレクシアに気が付くことになるわけですが、小学校3年生までは大きな問題もなくやってこれたため、学校ではあまり理解されません。

一文字も字が読めないのなら「読字障害」と判断するのかもしれませんが、実際は文字自体は読めますし、周囲から見れば「ただのやらず嫌い」に見えてしまうようです。

ですが、実際は「やらず嫌い」なわけではなく、読むことに困難を抱えているため、どこをどうやればよいのかわからないのです。

特に発達障害を抱えていると、現代のカラフルな教科書は情報が多すぎ、どこを読めばよいのかすらわからない場合もあります。


行がまっすぐにみえない

読字障害の子供は字が動いているように見えたり、行がまっすぐに見えないため、音読の最中に行が飛んでしまったり、文末が変わってしまうことがあります。

このように文字自体は読めているため、周囲には「読むことに困難を抱えている」というより、「不注意なだけ」という印象を与えてしまいます。


文字と単語が結びつかない

読字障害の子供は、文字は読めます。

ただ、それを単語や文章として頭で理解することは苦手です。

また、区切る場所も間違っていますので、余計に読みながら混乱してしまいます。

ですので、聞いていてもカタコトと感じることもありますし、区切る場所が違い意味がわからないこともあります。

この辺りのことも、文字自体は読めているため、周囲からは「音読の練習が足りない」、「本を読ませてください。」と、注意をうけることにつながります。


連絡帳やメモで伝達できない

発達障害の子供のなかには、「忘れっぽい子」が存在します。

今日、やるべきことを表にしたり、メモで渡すことがあると思いますが、ディスレクシアの子の場合、文字での伝達が難しく、メモを渡されてもできないことがあります。

学校では、連絡帳に書いてあるのに持ち物を忘れることも宿題をやってこないことも、理解されません。

そこには、黒板を写した連絡帳を「実際のモノ」と結びつけて考えることの苦手さと、読字障害のため正しく連絡帳を読めていない、という原因があるのですが、先生方には理解していただけないことがほとんどでしょう。


日本でのディスレクシア

日本でのディスレクシアは、教育現場ではほとんど理解されていないと言っても過言ではないのかもしれません。

  • 「国語」が苦手なのかな?
  • 読むのが遅い。活字離れの影響。

それくらいの認識なのかもしれません。

ですが、ディスレクシアは活字離れのため起きているのではありません。

決して、面倒で字を読まないわけでもありません。

ディスレクシアの子は、読んであげれば隣で一生懸命聞いています。

本も大好きで読み聞かせをせがむこともたくさんあります。

ただ、自分で正しく文字を認識できないため、読むことに非常にストレスや負荷がかかります。

また、テストでは正しく読めないことが原因となり、問題自体が読めず、わかる問題でも解答できないなどの問題が生じてきます。

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続きはコチラ⇩
ディスレクシアの支援~絶対にやってはいけないNG行動~

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まとめ

意外と多いディスレクシアとその支援~なかなか理解されない~
ディスレクシアは理解されない
行がまっすぐにみえない
文字と単語が結びつかない
連絡帳やメモで伝達できない
日本でのディスレクシア

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Filed Under: 発達障害とは(持論), 育児の工夫, ADHD, アスペルガー, 学校の工夫, 療育の工夫 Tagged With: ディスレクシア, 支援

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プロフィール


管理人:MAI

両親・兄弟とも多動でショートスリーパー。超アクティブな家族のなか、唯一の凡人として育つ。

大学は心理学専攻。卒業後は、教育関係の職を経て心理学関係の仕事へ。息子がうまれてからはパソコン関係の仕事へと転職。

ここでは発達障害についての持論をまとめています。
※あくまで持論です!

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