子供 が 発達 障害 を抱えている場合、就学前に引っ越しを検討されるご家庭もよくあります。
ご両親のお仕事の都合で引っ越しを検討されるご家庭もありますし、支援級や通級などを考え別の学校に入学したいからと、引っ越しを検討されるご家庭もあります。
今回は、発達障害の子供がいる場合、どのような点に注意し引っ越し先を決めるべきかご紹介いたします。
発達障害の子供を連れて引っ越しをするときの注意点
行政支援を調べる
どのような理由であれ、引っ越しを検討されている場合は引っ越し予定地域の行政支援を調べることをおすすめします。
特にお子さんが発達障害を抱え療育手帳を交付されている場合には注意が必要です。
療育手帳の交付の有無は、お子さんの知能指数により判定が決まります。ですが、ボーダーとなる知能指数は各都道府県により異なります。
ですので、引っ越しさきで発達検査を受けたら療育手帳の継続ができなかったというケースも稀にあります。
もし、引っ越し先でもデイサービスやヘルパー支援を希望する場合には、療育手帳がないと少し回り道をしなければならないかもしれません。
また、現在お住いの市町村で何らかの障害関係の手当てを頂いている場合や、水道料や自動車税などの減免を受けている場合には確認が必要です。
特に行政が豊かでない地域では福祉が充実していないことも考えられ、今まで利用できたものが利用できなくなる可能性もあります。
ですので、引っ越し先を決める前に療育センターの有無や行政支援について調べ、いくつか地域を比較検討されることをおススメします。
コミュニティの雰囲気
発達障害のお子さんを抱える場合、コミュニティの雰囲気はとても大切です。
特に知らない地域に引っ越す場合には、まったくコミュニティの情報がありません。
知らずに引っ越してしまい大変な目に合うこともあります。
詳しくはコチラ⇩
発達障害の子供よりも大変!
では、どうしたら安全なコミュニティだとわかるのでしょうか。
引っ越し予定地域のスーパーやコンビニ、病院に行ってみてください。
下記の項目が多く当てはまる場合には注意が必要かもしれません。
(いくつかはどの地域でも当てはまります。)
- トイレットペーパーに持ち出し禁止と書かれている
- 手洗い洗剤のボトルにチェーンが付いている
- お手洗いに飲食禁止と書かれている
- コンビニにお手洗いがない(貸してくれない)
- コンビニの外にゴミ箱がない
- 道路にゴミが散乱している
- 食べながら歩き、道にポイ捨てをしている人がいる
- 建物にタバコのポイ捨て禁止と書かれた紙が貼られている
- スーパーで禁止事項が書かれた紙が貼られている
- スーパーやコンビニの取り扱い商品の価格帯が安価なものが多い
- 格安自動販売機が多く設置されている
- 病院で待ち時間の長さなどを理由に怒っているおじさんがいる
- クラクションを鳴らす車が多い
- パトカーをよく見かける
- 道端で怒鳴り合っている人がいる
- 公園の遊具で寝ているホームレスが多い
- ピンク系のお店が堂々と営業している(通学路内の場合もある)
こんな地域が本当に日本国内にあるのかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、あります。
このような項目が多く当てはまる地域は、そもそも子育てがしづらい地域ですので避けた方が無難です。
地域のトラブルや学校のトラブルも多くなりがちですので、長く住むにはおススメできない地域です。
日本は安全な国だと思われていますが、それはあくまで命まで取られる事件に巻き込まれる確率が他国に比べ低いというだけのことであり、住みやすいということではありません。
むしろ村社会が存在する分、新参者には手厳しい地元民もいますので、お子さんを連れてのお引越しのばあいには注意しなければなりません。
大人だけの引っ越しとは違い、子供がいると地域コミュニティへの参加、子ども会への参加、学校(PTA)の参加など、地域に根付いた生活をしていくことになります。
特にお子さんが発達障害やその他の障害を抱えている場合、それを受け入れる寛容さのある地域であるのか、もしくは排除する傾向にある地域なのか、知ることは大切です。
その寛容さは、そこに住む人々の心にどれくらい余裕があるのかでわかるものです。
上記にあげた事柄が横行している地域では、そこに住む人々の心に余裕があるとは考えることができません。
なかにはいい人もたくさんいるとは思いますが、残念ながらリスクの方が大きいと言わざるを得ません。
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続きはコチラ⇩
生きづらくても発達障害じゃない!! ~カバラ・数秘術33~
発達障害についてはコチラ⇩
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まとめ
発達障害の子供を連れて引っ越しをするときの注意点
行政支援を調べる
コミュニティの雰囲気