発達障害 の 療育 を受けないご家庭もありますが、療育を受けることにより得られる メリット もあります。
今回は、療育センターでどのようなことが学べるのかお伝えいたします。
発達障害の療育 ~療育へ通うメリット②療育方法~
少しずつルールが学べる
前編はコチラ⇩
発達障害の療育 ~療育へ通うメリット①集団生活~
ちいさい頃から療育を受けるメリットとして、無理なく少しずつ社会のルールを学べるということがあります。
例えば、
- 遊んだ玩具を片付ける
- 席に着く
- 挨拶をする
- 並ぶ
- 順番に並ぶ
- 待つ
- 静かに待つ
- みんなで食事をする
- 机の上で食べる
とても簡単な練習から始まりますので、ゆっくりと社会のルールを身に着けていくことができます。
少なくても保育園や幼稚園の就園には困らない程度のスキルを身に着けることができます。
声のかけ方や問題の対処法を学べる
発達障害のお子さんは、パニックになってしまうことや、癇癪を起してしまうことがあります。
療育を受けることにより、親御さんがどのようなタイミングで、どのように声をかけると良いのか学ぶことができます。
言語理解が低い場合には、写真や絵を用いることもありますし、切り替えが悪い場合にはタイマーを使用することもあります。
療育を受けることにより、療法士の方がどのように対処しているのか、その方法を学ぶことができます。
お子さんが変わることはできませんので、この部分は親御さんが対応方法を身に着けるしかありません。
療育のやり方を見て学べる
療育のなかには、紐を通したり、型合わせやつみや、パズルを使うなど、さまざまな物を使用する療育があります。
その他にも、サーキットを取り入れているところや、フラッシュカードを取り入れているところもあります。
療育自体は週に1回、2週間に1回かもしれませんが、それら療育で学んだことを自宅で取り入れることもできます。
紐通しなどは、自宅にある紐やビーズでおこないこともできますし、自宅にある洗濯バサミで指の力をつけていくこともできます。
週に1回、療育に行くのでしたら、そこで覚えたことは、ぜひご自宅での療育に取り入れてみましょう。
フラッシュカードなどは、カードにしなくても図鑑や本を使っておこなうこともできます。
わざわざ購入する必要はありませんので、ご自宅にあるものや、簡単に手作りできるものは手作りして使用すると費用もそれほどかからず、楽しく療育に取り組めます。
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続きはコチラ⇩
発達障害の療育 ~療育へ通うメリット③進路選択~
発達障害の療育に関してはコチラ⇩
発達障害の療育 ~療育へ通うメリット①集団生活~
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まとめ
発達障害の療育 ~療育へ通うメリット②療育方法~
少しずつルールが学べる
声のかけ方や問題の対処法を学べる
療育のやり方を見て学べる